美しい芸術を語る

映画、本、漫画、アニメを観て、あるいは旅の景色において思うところを語ります。著者は心理学専攻、心理士。

四季折々の風土と景色を

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こんにちは。

今日から出来るだけ日記のようにブログを書こうと思います。

さて、本ブログには壁にチョークで描かれた写真を載せてます。これは、岡山県にある美作の昭和館前にある景色です。

昭和館の館長は画家であり、館長あるいはそのお弟子さんが描かれたとか。昭和館の名の如く、昭和を感じされる風景です。そして、このブログの写真は美作の展望台の景色。

この展望台には小さなほこらがある。

岡山には、山と吉野川がある。なんとなく、山があたたかく優しい。吉野川もとても美しい。

山が多いと天候が不安定、かもしれないですが、この岡山には山を敬愛するちょうど良さがありました。

とても良いところです。

私は高畑勲が好きです。なので、岡山市の美術館でやっている高畑勲展に行きました。この人のアニメーションは画家が一枚一枚魂を込めて作り上げたかのようなもので、実際そうなのでしょうが、かぐや姫の物語を放送するまでに約8年かけたということです。

この、美作という地は、少しかぐや姫の郷土に似ている。原作である竹取物語が、さぬきのみやつこの話ということは、香川あたりを意味するのでしょうか。無知は恐ろしいです。また調べないといけない。

兎にも角にも、高畑勲が高校時代身を寄せた岡山という地が彼に与えた影響は多いでしょう。

完璧では全くない、やわらかい自然。

なんとなく、敢えて白部分を残して視聴者の想像力を信用した高畑勲の作画工夫に類するものがあると感じます。